ノーゲーム・ノーライフ4巻 リアル恋愛ゲームと思いきや!?
皆さんこんにちは!ノーゲーム・ノーライフ4巻の紹介記事は以前書いたのですが現在にも増して文章がひどかったので再アップです。例によってネタバレは避けて書きますのでよろしくお願いいたします。
ノーゲーム・ノーライフ4ゲーマー兄妹はリアル恋愛ゲームから逃げ出しました (MF文庫J)
1.あらすじ
東部連合で優雅な休暇を満喫する『 』(くうはく)の二人を訪ねてきたのは、吸血種(ダンピール)の少女・プラム。種の危機を救うため『 』に依頼してきたのは二人が未クリアのゲーム「リアル恋愛ゲーム」の攻略であった・・・
2.今回のおすすめ(ドーパミン)ポイント
・吸血種(ダンピール)と海棲種(セーレーン)のアホな関係
この巻の鍵である新種族、吸血種と海棲種ですが実はとある事情で共依存の関係にあります。そしてその関係こそが吸血種が種の危機に陥っている要因なのですが、こうなった経緯を説明するジブリールの昔話に注目です!
「さぁ皆々様、この世界随一馬鹿げた【史実】もいよいよ大詰めにぃございまぁす♪」
・新キャラ プラム登場
この巻から登場の吸血種プラム、その容姿はドラキュラそのもので基本的には他の種族から血を吸って生き存えるのですが、【十の盟約】により強制的な吸血ができなくなっています。ただ生命維持のためなら「血液」以外の別の「体液」でもいいようで・・・
「なるほど【吸血鬼】じゃなくまさかの【淫魔】だったわけだッ!」
・リアル恋愛ゲーム、初瀬いのの必勝法!
この巻ではリアル恋愛ゲームに挑戦するわけなんですが、助っ人として同行した初瀬いのには必勝法がありまして(笑)、その必勝法の内容はこの巻のなかでもかなり印象的で楽しいシーンでしたね^^
「ジジィィィ話は聞かせて貰ったァキサマは死ぬ運命にあるッ!!」
3.筆者の感想
この4巻は筆者がノーゲーム・ノーライフにハマる切っ掛けになった巻です。特に好きなのが自然な伏線の散りばめ方とその回収方法です。普通伏線を仕込もうとすると盛り上がりに欠ける展開になったり、違和感を感じたりしがちだと思うのですが、この4巻では伏線の部分も違和感なく楽しみながら読めてしまい、それが最後に引っくり返されるので初見の時は最高のドーパミン体験でした!アニメが気に入った方にはぜひ読んでいただきたい一冊ですね。
筆者のこの本の印象
海で水着回:✩✩
絶妙な伏線:✩✩✩✩✩✩
初瀬いの必勝法(笑):✩✩✩✩