幸せホルモン帰宅部

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ノーゲーム・ノーライフ 「種の駒」考察とまとめ

 皆さんこんにちは、いつもこのブログで取り上げているノーゲーム・ノーライフの世界には「種の駒」というものが存在します。

 これを集めることが主人公兄妹『 』(くうはく)の目的の一つでもあるため、ノーゲーム・ノーライフにおいて重要なキーワードの一つです。

 今回は原作10巻現在までに判明している、「種の駒」について筆者なりの考察をまとめました。

 

   

 

1.「種の駒」とは

 ディスボードにおける知性あるものとされる生物、十六種族(イクシード)であることの証。

 もしも仮に種の駒を失ってしまった場合はあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずじた「十の盟約」の適応外となり、家畜と同等の存在になってしまう。

 このため「種の駒」は各種族にとって存在そのものと言えるほど非常に重要なアイテムであり、「種の駒」をゲームでかけることなど過去にはありえませんでした。

 そのため獣人種(ワービースト)とのゲームの際に人類種(イマニティ)の種の駒を賭けた『 』に対しステフ、クラミーが激怒していたのも当然のことです。

 

2.「種の駒」の形状は

 「種の駒」はボードゲームのチェスの駒に対応しており、種類や形状もチェスの駒に準じています。

 チェスをご存知ない方のために簡単に紹介しますと、チェスは白と黒のに分かれて相手のキング(王)を取り合う日本の将棋の元となったゲームです。それぞれが使用する駒が6種類16個あり、内訳は下記のとおりです。

キング(王)ー1個 クイーン(女王)ー1個 ルーク(城、戦車)ー2個 ビショップ(僧正)ー2個 ナイト(騎士)ー2個 ポーン(歩兵)ー8個

 ノーゲーム・ノーライフの世界ではこれら16個の駒が一つずつ十六種族(イクシード)に種の駒として割り当てられています。

 

3.各十六種族(イクシード)の「種の駒」は

 人類種(イマニティ)以外の種の駒の形状については非常に情報が少いため確定ではありませんが、筆者は次の方法で種の駒の割り当てを推測しています。

 ノーゲームノーライフでは表紙を飾ったキャラクター全員がチェスの駒を持っています。そしてジブリールとアズリール、いづなと巫女といった同じ種族のキャラクターは同じ種類の駒を持っています。

 その事から作者の榎宮先生は最初から種の駒の割り当てを決めており、それに合わせて表紙を書いてるのではと予想します。

 実際1巻の表紙で『 』が持っているのが白のキングであり、6巻でテトが黒のキングを持っていることもこの説の裏付けになっています。

 

”人類種(イマニティ) 種の駒:白のキング(王) 確定

 全権代理者は『 』。チェスにおいて最重要でありながら、取られると負けとういう性質上戦闘に使用しづらい最弱のコマ。まさにノーゲームノーライフにおける人類種を象徴するような駒です。

 『 』が主人公とういことを差し引いても納得の配置ですね。

 

唯一神テト 種の駒:黒のキング(王) 確定

 おそらくノーゲームノーライフのラスボスになると思われる唯一神テト。

 彼が6巻の表紙で持っているのが、『 』と対となる黒のキングです。

 ここから考えると表紙の駒=種の駒とう説にも一層信憑性が出てきます。

 

“天翼種(フリューゲル) 種の駒:ポーン(歩兵)⇒クイーン(女王)

 全権代理者(全翼代理)はアズリール。上記のルールに則って2巻のジブリールと5巻のアズリールが手に持っているポーンとしています。

 なかには天翼種(フリューゲル)がポーンというのは弱すぎでは?と思われる方もいるかもしれません。

 実際6巻ではリクは彼女たちを「これ以上成長できないから」クイーンだと言っています!

 つまり天翼種の本当の種の駒はクイーンだということです!

 ではなぜジブリールとアズリールが手に持っていたコマはポーンだったのでしょうか?

 筆者としては現在の天翼種(フリューゲル)は成長途中であり、今後クイーンとして成長していくことを暗示しているのでと考えていますヽ(・∀・)ノ

 チェスにはポーンだけが持つプロモーション(昇格・成る)というルールがあります。

 これは相手側の最終列に達したポーンは、同色(味方)のクイーン、ビショップ、ナイト、ルークのどれか好きな駒に昇格できるというものです。

 ここから今後『 』と行動を共にし経験を積んだジブリールがクイーンに昇格するという展開もあるかもしれません。

 

 

“獣人種(ワービースト) 種の駒:ポーン(歩兵) 確定

 全権代理者は『巫女』。理由は3巻と7巻の表紙でいづなと『巫女』が手に持っていた駒がポーンだったことから。

 実際6巻でもリクが獣人種(ワービースト)はポーンだと言っているので、ここは確定でしょう(^.^)

 『 』が最初に下した種族ということで序盤の敵ポジションです。ポーンの割り当てにも納得のいくところです。

 

“吸血種(ダンピール) 種の駒:ポーン(歩兵)

  全権代理者はプラム・ストーカー。4巻の表紙でプラムが手に持っていた駒がポーンだったことから。

 吸血種(ダンピール)もそこまで目立つ種族ではないためポーンというのも妥当なところでしょうか。

 

“機凱種(エクスマキナ) 種の駒:ルーク(城、戦車) 確定

 全権代理者(全連結指揮体)はアインツィヒ。9巻の表紙でイミルアインの(なぜか)胸元に浮いているのがルークです。

 機凱種(エクスマキナ)は6巻(劇場版ノーゲームノーライフ・ゼロ)で大活躍した種族ということもあり、役ありの駒が割り当てられているのも納得ですよね。

 6巻(劇場版ノーゲームノーライフ・ゼロ)のラストで全てが終わったあとにコロンがリクのチェス盤の上のルークを動かすシーンがあります。

 このシーンは機凱種(エクスマキナ)がアルトシュ達を打ち破ったことを暗示していると思われるので、機凱種(エクスマキナ)もルークで確定でしょう(^-^)

 

“森精種(エルフ) 種の駒:ルーク(城、戦車) 確定

 全権代理者は名前不明。表紙での登場もまだです。

 しかし6巻の古の対戦の中でリクが森精種(エルフ)をルークだと言っているので、森精種はルークで確定だと思います(^.^)。

 

“地精種(ドワーフ) 種の駒:ビショップ(僧正) 確定

 全権代理者はヴェイグ・ドラウヴニル。10巻の表紙でティルが持っているのがビショップです。

 6巻の古の対戦の中でリクが地精種(ドワーフ)をビショップだと言っているのでここも確定でしょう(^.^)。

 

“神霊種(オールドデウス) 種の駒:ビショップ(僧正)

 全権代理者は帆楼(予定)。8巻の表紙で神霊種である帆楼が持っているのが意外にもビショップです。

 筆者は位階序列第一位神霊種がクイーン(女王)だと予想していたのでこれには驚きました。

 

 

4.現在までに判明している種族と種の駒の組み合わせまとめ

位階序列

【第一位】神霊種(オールドデウス)ービショップ(僧正)
【第二位】幻想種(ファンタズマ
【第三位】精霊種(エレメンタル)
【第四位】龍精種(ドラゴニア)
【第五位】巨人種(ギガント)
【第六位】天翼種(フリューゲル)ーポーン(歩兵)⇒クイーン(女王)
【第七位】森精種(エルフ)ールーク(城、戦車) 確定
【第八位】地精種(ドワーフ)ービショップ(僧正) 確定
【第九位】妖精種(フェアリー)
【第十位】機凱種(エクスマキナ)ールーク(城、戦車) 確定
【第十一位】妖魔種(デモニア)
【第十二位】吸血種(ダンピール)ーポーン(歩兵)
【第十三位】月詠種(ルナマナ)
【第十四位】獣人種(ワービースト)ーポーン(歩兵) 確定
【第十五位】海棲種(セーレーン)
【第十六位】人類種(イマニティ)ーキング(王) 確定

 

 いかがだったでしょうか。こうして見ると種の駒が判明していない種族が半分以上ありますね。

 今後もノーゲーム・ノーライフの展開が楽しみです^^。

 また筆者はアニメ・コミックス含めノゲラ関連のコンテンツは網羅しているつもりですが、もし見落としている情報、誤った情報等ありましたらご指摘いただければ幸いです。

 

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