幸せホルモン帰宅部

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ギャレス・エドワーズ版「GODZILLA ゴジラ」 ハリウッドにゴジラを持って行かれたと感じた衝撃

 皆さんこんにちは、ハリウッド版ゴジラの第2作目「キング・オブ・モンスターズ」はもう映画館で観ましたか?

 楽しかったですね~、凄かったですね~(^-^)

 まぁストーリーのグダグダ感などシナリオにはツッコミどころもいっぱいあったわけなんですが・・・(゚д゚lll)

 お祭り映画としては、「最高だぜ!!」と言いたいと思います。

 

 しかし皆さん忘れてはいけないのは、「キング・オブ・モンスターズ」という映画が成立したのは、前作ギャレス・エドワーズ版の「GODZILLA ゴジラの成功があってこそだというです(`・ω・´)

 

 そこで今回はギャレス・エドワーズ版の「GODZILLA ゴジラ」という、いろんな意味で「神怪獣映画」な作品を語っていきたいと思います(^-^)

 

GODZILLA ゴジラ(吹替版)

 

ゴジラとしてはあまりに弱すぎた1998年版

 このギャレス・エドワーズ版が作られるまで、ハリウッド版ゴジラといえば1998年のローランド・エメリッヒ版「GOZILLA」でした。

 この映画に対する感想はみなさん違うかと思いますが、おそらく多くの日本人の方は「こんなのゴジラじゃない」、「ゴジラとしては威厳も強さも弱すぎる」と感じたのではないでしょうか?

 正直筆者も1998年版「GOZILLA」は友人たちと”失笑”しながら見ておりまして、そして大変失礼な表現で恐縮ですが「やっぱりアメリカ人には”ゴジラ”は作れないな、”ゴジラ”は日本のモノだ!」と当時は思いました(°д°)

 

ハワイでゴジラが叫んだ瞬間、歴史が変わった!

 さて、そんな1998年版「GOZILLA」という前例があったため、2014年のギャレス・エドワーズ版を見に行った時も、事前の情報から

 「ゴジラのビジュアルはかなりまともみたいだけど、また前作みないなひどいことになってるんじゃないの?」

  と正直期待値はかなり低めでした。

 しかしだからこそ、ゴジラ初登場時に受けた衝撃は凄まじいものがありました。

 完全にギャレスの演出にやられてしまいましたね(°д°)

 

(夜のハワイに津波を起こしながら上陸するゴジラ、しかしカメラにゴジラの姿は映らない・・・)

 

(家の中に避難した人々の目にめちゃくちゃデッカイ足が映る・・・)

 

(飛行場で暴れている敵怪獣ムートー、そこにもう一つの巨大な何かがやって来る)

 

(照明弾が撃たれ、ゴジラの全身が徐々にカメラに映っていく、足、胴体、腕ときて、ゴジラの顔が初めて映ったその瞬間・・・)

 

(ガオォーーーーーーーーーーーー)←皆が待ってたゴジラボイスに歓喜(ToT)

 

 この瞬間、日本ではもう続編が作られないと言われていた「ゴジラ」が帰ってきたという感動と、同時に僕らの「ゴジラ」がハリウッドに取られてしまったという消失感を味わったのをよく覚えていますΣ(゚д゚lll)

 

放たれた熱線への歓喜

  ゴジラの登場シーンだけですっかり、心奪われてしまった筆者でしたが、ムートーとのラストバトルでゴジラが使った”アレ”で再び心奪われますΣ(´∀`;)

 

(ムートーに一度はダウンさせられたゴジラ、しかし再び立ち上がるとゆっくりとムートーに近づく・・・)

 

(そしてゴジラの背びれが尻尾の先から徐々に青く発行していく!映画を見ている誰もが「これはまさか!?」と鳥肌が立つ!)

 

(青い発行が頭まで届いた、次の瞬間!!ゴジラの口から放たれる”熱線”)←皆が待ってたゴジラの必殺技に再び歓喜(ToT)

 

 そしてこの瞬間に筆者はハリウッド版「ゴジラ」に「舐めてて、ごめんなさい!」と敗北を認めたのでした。

 

ギャレス・エドワーズという監督

 さて、こんな素晴らしいゴジラ映画を撮ってくださったギャレス・エドワーズという監督さんですが、実は意外にもハリウッドの大予算映画の監督はこれが初めてだったそうです。

 「ゴジラ」の前に監督を務めたのは非常に低予算(50万ドル)でつくられた「モンスターズ/地球外生命体」という作品です。

  誇大なエイリアンの新入と繁殖を許したメキシコを舞台に男女の旅を描いた、「ゴジラ」とは違った方向性のモンスター映画なのですが、低予算ながら巨大エイリアンの生命としての姿がリアルに描かれた、見所のある作品です!

 そして「モンスターズ/地球外生命体」での手腕を買われて、予算300倍以上(1.6億ドル)の「ゴジラ」の監督として大抜擢されたようです!

 

 

 因みに今回の本題からは外れますが、ギャレス・エドワーズが「ゴジラ」の次に監督したスターウォーズのスピンオフ「ローグ・ワン」も筆者が大好きな素晴らしい映画です(笑)

 もしギャレス作品に興味を持たれた方は、是非そちらも見られてはいかがでしょうか?
 (基本的にスターウォーズ初代三部作の知識が必要ですが・・・) 

 

そして「キング・オブ・モンスター」へ

 さて、今回はハリウッド版ゴジラ一作目ギャレス・エドワーズGODZILLA ゴジラ」をご紹介させていただきました。

 最初にも書きましたが、この映画があったおかげで最新作「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を私たちは見ることが出来るわけです!

 残念ながらギャレス・エドワーズは一身上の都合で監督を降板してしまい、怪獣の決めシーンのカタルシスはダウンしてしまったかな~という印象は受けますが、後を託されたマイケル・ドハティ監督の手腕もある意味「怪獣バトルいっぱいのお祭り映画」という今回のコンセプトにマッチしていたように感じます。

 

 とにかく「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」をまだ見ていない方は、ギャレス・エドワーズに感謝しながら(笑)是非映画館へ行かれることをオススメします(*≧∀≦*)

 

 ちなみにもう見られた方はこのブログで「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」の記事も書いておりますので、よろしければそちらもご覧下さいm(_ _)m (ネタバレ注意)

 

selugeinet.hatenablog.com

 

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