海釣りが趣味の全ての大人に送る一冊
皆さんこんにちは、突然ですが皆さんは海釣りが好きですか?
筆者は趣味に釣りを上げる程度には海釣りが好きです(笑)
ところで海釣りといえば皆さんはどんな釣り方を想像されるでしょうか?
磯に乗り込んでの本格的なチヌ釣りでしょうか?、船で沖合に乗り出しての大物狙いでしょうか?、それとも防波堤からのんびり糸を垂らしたり、子供連れでのファミリーフィッシングだという方もいらっしゃることでしょう。
つまりは単に海釣りといっても、その楽しみ方は人それぞれということです。
ちなみに筆者は貧乏性なので、もっぱら堤防からの小物狙いですが、おいしい魚が釣れた時に家に持ち帰って、さばいて食べる楽しみは他の釣り方と変わらないと思っています。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は筆者のように海釣りを楽しむすべての大人にお勧めしたい一冊をご紹介したいと思います。
釣り糸を垂れずとも、読むだけで太公望
この本は書店の釣りコーナーでたくさん売られているような、釣り上達のための一般的なハウツー本とはコンセプトから大きく異なっています。
上の画像にもありますがこの本の表紙には次のような言葉が書かれています。
「つり糸を垂れずとも、読むだけで太公望たちの心の贅沢にふれる」
「魚をつることだけが目的ではない、つりそのもを堪能する”極上の時”の過ごし方」
この文章を読んでいただければもうお判りでしょう、そうこの本は魚が釣れても釣れなくても関係ない、つりに行く行為そのものを堪能することにフォーカスした一冊なのです!!
「ボウズが怖くてつりに行けない」そんな貴方に読んでほしい
皆さんの中には「釣りには行きたいが、貴重な休みを使って釣りに行ったのにボウズで終わるのが怖くて重い腰を上げられない」という方はおられませんか?
なにを隠そう筆者がまさにそのパターンの人間でして(-_-;)
普段は釣りに行きたいと考えながらも、いざ休みの日になると「釣りに行っても釣れなかったら疲れるだけだな・・・」などともんもんとした日々を送っていました。
そしてそんなある日書店で運命的な出会いをしたのが「大人の海釣りだったのです。」
この本は大物が釣れなくてもいい、例えボウズでもいい
とにかく釣りに出かけて、その季節特融の釣りを楽しむことにフォーカスして書かれています。
釣りに行きたいという気持ちを後押ししてくれる一冊です。
釣りが上達するヒントも満載
ここまで書いた内容では釣りの専門書としての要素はなさそうに思うでしょうが、そんなことはありません。
春夏秋冬の各シーズンごとのターゲットを、ワクワクするようなエピソードを交えながらどう釣ればよいか解説してくれています。
仕掛けや道具の解説もしっかり描かれており、まさに釣りの魅力が詰まった一冊といえるでしょう。