ノーゲーム・ノーライフ、です！(２)　ノゲラ成分・ピンク成分上昇中！！、です！

皆さんこんにちは、今回はノーゲーム・ノーライフ、です！(２)の紹介を書いていきたいと思います。

・時系列的には８巻、神霊種（オールドデウス）戦後

　この２巻の内容は時系列的に原作8・9巻、神霊種戦の後にあたるようです。クラミーとフィールがエルキアの隠れ家で神霊種戦を振り返るシーンがあります。

　なので原作のネタバレが嫌な方は先に原作9巻まで読んでからが良いと思いますよ。

・１巻よりもユイザキ先生のタッチが馴染んできた印象

　前回の記事で１巻の紹介を書いたとき、ノゲラのコミカライズにしては薄味な印象だと書きましたて、筆者としては少し物足りない感じがしていました。さて、この２巻ですが薄味な印象なのは変わらないのですが、いい意味で榎宮先生の原作と違うユイザキ先生のキャラの動かし方に味が出てきたように感じました。

　その最たる例がクラミーではないでしょうか？原作に比べ非常に毒気の抜けた感じに描かれています。この巻にはいづな、ステフ、クラミー、フィールが協力してチョコチップアイスを作る話が入っているのですが、原作ではありえないこの４人の協力もクラミーがポワポワした感じに可愛く描かれているからだと思います。結果的に物語のテンポがよくなり、原作にはない良さがより感じられるようになったんじゃないでしょうか。

　また相変わらずピンク成分多めなのは嬉しいですね！

・もう一人の主人公ステフ、アズイールも登場多め

　ノーゲーム・ノーライフ、です！の主人公はいづなですが、ステフももう一人の主人公と言って良いくらい登場シーンが多いですね！原作では『　』(くうはく)のサポートキャラになりがちなステフですが、『　』があまり登場しないことで結果的に見せ場が多くなっている気がします。しかもメッチャ活躍するんです、ジブリールのゲームに挑み攻略するキーマンになっていたりします！（まぁ『　』の二人ならソッコーでクリアしていたともいわれてしまいますが・・・）

　あと原作では４巻以降出番の少ないアズイールも登場シーン多めですね、いい感じにギャグ要因になってくれてます。(原作でも同じような扱いですが(笑))

筆者のこの本の印象

前巻より面白い：✩✩✩

かわいいクラミーあり：✩✩✩✩

ステフの活躍：✩✩