幸せホルモン帰宅部

「いいものはいいんだ!!」の精神で筆者が心からおすすめできる本やボードゲームといったコンテンツをご紹介するブログです。

KAKERU先生のオススメ作品ベスト3

 皆さんこんにちは、突然ですが筆者はKAKERU先生の作品が大好きです!熱くて、邪道で、エロくて、哲学な独自の世界観がほかの作品にはない独自の味わいをもっています(特に哲学なところ!)。KAKERU先生の漫画は何作品かありますが、その中でも筆者が特にオススメ作品3作品を紹介します。

 

1位.ゆけっ!!(戦え!!) 悪の組織ダークドリーム!!

   

ゆけっ!! 悪の組織ダークドリーム!! 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

 日曜朝のお馴染み 女子幼児向けアニメ番組「ふたりは〇〇〇」シリーズをモチーフにした作品。

普通に考えて一般の中学生が世界征服を企む悪の組織と戦うとか無理だよね?

正体バレてるし家とか特定されて、夜襲とか爆弾とかで一発だよね?

あれ?、じゃあなんで悪の組織はそうしないんだ?・・・ひょっとして・・・

悪の組織って実はめちゃくちゃ優しいんじゃねぇ!?

っていうテーマで悪の組織ダークドリームを主人公に彼らの苦悩と優しさ溢れる人道的な戦いを描いた作品です。あっ因みに1巻の表紙に写っている少女二人(三人)は主人公ではなく、この作品的には悪の組織ダークドリームの敵側になるのであしからず。

 オリジナルシリーズではお馴染みのマスコットキャラに対して異次元から突然やってきたあげぐ、「選ばたから」という謎の理由で戦闘経験のない少女をパリキュアとかいう戦闘兵士に仕立て上げる小動物という解釈をつけて描くあたりも確かに言われてみればリアルです。この漫画を読んでから日曜朝の番組を見ると、もうそういうふうにしか見えなくなるから恐ろしい(笑)。

 この悪の組織ダークドリームシリーズは全5巻で既に完結しているところも、読みやすいポイントかと思います。ただし連載雑誌が途中で変更になっているため1.2巻と3.4.5巻でタイトルが異なるため注意が必要です。

ゆけっ!! 悪の組織ダークドリーム!! 1・2巻⇒実質1・2巻

戦え!! 悪の組織ダークドリーム!! 1・2・3巻⇒実質3・4・5巻

 

2位.天空の扉

   

      天空の扉 1

 

  人呼んで邪道ド〇ゴンク〇スト!!。舞台は魔法があってモンスターもいるファンタジー世界で勇者レイによって、魔王ディアボロが倒された後が舞台。故郷の村をなぜか突然伝説の勇者レイに襲われ姉を拐われたルーシュが元魔王ディアボロ達と冒険の旅に出る超リアル冒険ファンタジー漫画です。

 天空の扉シリーズは魔法が存在する世界観なのですが作者のKAKERU先生の現実的に考えた強さへの考察が秀逸な作品です。

炎の魔法とか一見強そうだけど、実際のところ風の魔法の方が全然強いよね!

・なんだかんだいって身体が大きくて、力が強い奴が問答無用で強いよね!!

・どんな強い奴も遠くから狙撃されたら終わりなんだよ・・・

・世界のどこへでも一瞬で移動できる魔法とか、

 運動エネルギー的に攻撃に使ったら最強なんじゃね!?

 とファンタジーにあるまじき単語が次々と出てきます(笑)。

 あと今回紹介する作品の中で最もピンク成分が強いのもこの作品の特長です(///▽///)。

 

3位.魔法少女プリティベル

   

魔法少女プリティ☆ベル 1巻 (コミックブレイド)

 

 おそらくKAKERU先生の作品の中で今現在最も知名度があるのがこのシリーズではないでしょうか。

 プリティベルは悪の魔王や災害から世界を護る正義の魔法少女。代々リィン・ロッドによって選ばれた適合者の少女がリィン・ロッドの魔法の力で変身しその使命を追いうのですが、なぜか今回リィン・ロットが最初に反応したのが筋肉ムキムキボディビルダーのおじさんで・・・というところから物語は始まります。

「いや~本来少女にしか反応しないロッドがバグでビルダーに反応しちゃって」

「ふ~ん、因みに本来の適合者はどんな人なの?」 

「はい!、エリちゃんっていう小学4年生のかわいい女の子ですよ!」

「えっ!?Σ(゚д゚lll)、その子が命懸けで魔物達と戦うってこと?・・・」

「・・・」

「軍人でもなければ、警察官でもない一般人の女の子だよね?・・・」

「・・・」

「よしわたった、おじさんが代わりに魔法少女やってあげよう!!」

「Σ(゚д゚lll)!!?」

という出オチ感満載のところから始まるシリーズ(1巻の表紙の子は1巻では変身しません)なのですが、多くの登場キャラクターや国家レベルの勢力事情が複雑に絡み合うストーリーがとても面白く、現在25巻以上続いている人気シリーズです。

 魔法少女ものなのに戦争・政治・国家・宗教・哲学・経済学といった非常にヘビーな題材を多く取り入れているところもこの漫画の特長で、個人的すごい勉強になります(筆者はマクロ経済学とかこの作品で覚えました(笑))。

 あと戦隊ヒーロー、仮面ラ〇ダー、ウ〇トラマン、ゴ〇ラなどをモチーフにしたキャラクターが多く登場するのも筆者のマニア心をくすぐられるポイントです。

 

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