ソクラテスラ ボードゲーム紹介 キメラティック偉人がツボすぎる!
今回はボードゲーム『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』の紹介記事です。
1.ソクラテスラってどんなゲーム
右腕、胴体、左腕に3つのパーツに合わせた偉人カードを組み合わせて「僕の考えた最強のキメラティック偉人~(`∀´)」を作って戦うゲームです。いや本当にただそれだけのゲームです(笑)。
このゲームの素晴らしいところは偉人の名前も各部位ごとに分かれているため、それを組み合わせることでとんでもない名前や設定のの偉人が誕生してしまうところにあります。
ちなみに筆者が友人と遊んだ際には「ナシュダ帝」とか「ジャンデュッシュ」、「チンチン一世」などのキメラティック偉人が誕生しました。
2.カードバトルとしての要素
偉人の右腕、胴体、左腕カードにはそれぞれ「武力」と「知力」が設定されています。右腕、胴体、左腕それぞれの値の合計値が、3枚組み合わせて誕生させたキメラティック偉人の「武力」と「知力」になります。(この他にも装備カード的な二つ名カードも存在します)
ゲーム中各ラウンドごとに「武力の高い偉人の勝ち」、「知力の高い偉人の勝ち」、「武力の低い偉人の勝ち」といったルールが決められ、それに従い他のプレイヤーのキメラテック偉人とバトルを行います。
そのラウンド中、他のすべてのキメラティック偉人に勝利した偉人は見事殿堂入りとなります。
その後もラウンドを繰り返して2体のキメラテック偉人を殿堂入りさせたプレイヤーが勝利となります。
3.ソクラテスラのGoodポイント
・ゲームメーカーの発想が秀逸、キメラティック偉人を作るのがとにかく笑える!
・バトルで勝てなくても、オリジナリティ溢れる偉人が作れるとそれだけで満足!
・右腕、胴体、左腕に書かれている文章が組み合わさり、キメラティック偉人の紹介文として読めるのは粋な計らいだと思う。
・基本ルールがシンプルなので、初めての人でもすぐに遊べる。
4.ソクラテスラのBadポイント
・ゲーム性は荒削りな印象、最初の手札で右腕、胴体、左腕が揃っていないと詰む場面が多い。(特にプレイヤーが多いと引き直しの機会が少なく詰みやすい)
・バトルは最初に強いカードや装備カードを引いたプレイヤーが圧倒的に有利で、バトルに勝つとカードを1枚奪えるため強いプレイヤーがさらに強くなる。(ゲームが収束するための配慮か?)
・カードをドローする機会が少なく、逆転がしづらい。
5.まとめ
ソクラテスラは基本的にバカゲーですので「僕の考えた最強のキメラティック偉人~(`∀´)」というコンセプトが楽しめそうだと感じた方にはオススメのボードゲームです。