ノーゲーム・ノーライフ11巻 予想と考察 鍵となるは妖精種(フェアリー)？

　皆さんこんにちは、このブログではノーゲーム・ノーライフのことを度々記事にさせていただいいております。

　しかしそのノーゲーム・ノーライフは原作小説10巻が２０１８年の２月に発売して以来、早いもので15ヶ月が経とうとしています。

　筆者を含め11巻を心待ちにされているファンの方は多いのではないでしょうか？

　そこで今回はノーゲーム・ノーライフ11巻の展開予想を書いていきます。内容はおそらく11巻のメインキャラになるであろう妖精種(フェアリー)のことを中心になります。

　ちなみに下の画像は4月に発売した榎宮先生初の画集「ノーゲーム・ノーライフ 榎宮祐 Art Works」です。

　なんとこの本の中には榎宮先生書き下ろしの短編小説が載っています！

そのため、11巻が待てないという方はこちらを先に読むのもオススメです。(お値段はそこそこしますが(´-ω-`))

　　　

1.そもそもなぜ11巻はまだ発売されないのか？

　現在どれくらい間が空いているのか？

　皆さんの中には「ノーゲーム・ノーライフ11巻なんでまだ出ないの？」と思われている方もいらっしゃることでしょう。

　ちなみに最近のノーゲーム・ノーライフの原作小説発売スパンを整理しますと以下のようになっています。

8巻：2015年12月

　　　↓8ヶ月後

9巻：2016年8月

　　　↓4ヶ月後

PWG：2016年12月

　　　↓12ヶ月後

10巻：2018年2月

　　　↓現在15ヶ月経過

　この記事を書いている2019年6月現在で既に15ヶ月も空いてしまっています。PWGから10巻も12ヶ月空いていますが、10巻のときは発売アナウンスがあった後に何度も発売延期が続いての12ヶ月でした。

　それに比べるとやはり情報がないまま15ヶ月というのは長く感じている方が多いと思います。

　時間が掛かっているのは榎宮先生のご病気が理由？

 　榎宮先生のTwitterをフォローされている方はご存知かと思いますが、先生は作年の末くらいから頚椎の治療のため入院されたり、その後の療養のため故郷のブラジルへ一時帰国されたりしているようです。

　榎宮先生は過去に癌を公表されたりもしていますので、先生の様態が心配されるところです。ノーゲーム・ノーライフの新刊は待ち遠しいですが、シリーズを最後まで書いていただけるよう、まずは先生のご回復を一番に祈りましょう(｀・ω・´)。

2.なぜ妖精種(フェアリー)なのか？

　10巻の中でプラムが妖精種の関与を明言

　　　

　ノーゲーム・ノーライフ10巻ではエルキヤ連邦内でクーデターが起き、空と白は国王の座を追われてしまいます。

　さらに10巻の途中のプラムのセリフから、このクーデターには人類種以外の他国(他種族)が関与していることが語られ、関与している種族として「吸血種、森精種、地精種、妖精種、妖魔種、月詠種」の名前が挙げられます。

　しかしながら(これはネタバレになってしまいますが)このクーデターは『　』の二人が他国に対し仕掛けたトラップであり、このクーデターに関与した種族は空と白の策略に嵌まり、表舞台に出てこざるをえない状況にされています。

　因みに10巻ではこれをいち早く察知した地精種(ドワーフ)が仕掛けてきました。

　おそらく地精種と同様の理由で妖精種も11巻で『　』に対しゲームを仕掛けてくるのではないでしょうか。

　10巻のラストで次が妖精種と判明

　　　

　ノーゲーム・ノーライフの10巻の最後は次のような文で締め括られています。

ー『エルキア王国』から『エルキア共和国』へ名を改め地図から消えた国は。二人の期待に答えるように響いた声にー今度は地上から、その姿を消した。

　その地にすまう誰もが耳にした、空間位相境界に木霊する声ーすなわち、

ー『洛園堕とし(スプライトトゥーン)』とー（ノーゲーム・ノーライフ10巻P341より抜粋）

　さてこの最後に出てきましたキーワード『洛園堕とし(スプライトトゥーン)』です。実はノーゲーム・ノーライフに詳しい方なら、ここから11巻のメインは妖精種だと断定できるのです。

　ノーゲーム・ノーライフ8巻で『　』とジブリールが古の対戦を模した、シュミレーションゲームを行った際、ゲームの中で対峙していた全種族が「切り札」を出し合う場面があるのですが、そこで妖精種が使用したのが『洛園堕とし』でした。

　つまり『洛園堕とし』は妖精種の切り札的な存在であり、10巻ラストでいきなりそれを使ってきたようです。

　『洛園堕とし』にどんな効果があるかは名言はされていませんが、11巻では妖精種が関与してくるのは間違いありません。

3.妖精種(フェアリー)とはどんな種族？　判明していること

　　　

　11巻で妖精種が関与してくるのは間違いないとして、それでは妖精種(フェアリー)とはいったいどんな種族なのでしょうか? 原作10巻まで読んでわかったことは・・・・実は殆どありません(本当にすいません)。

　6巻・8巻で描かれた古の大戦では森精種と同盟関係にあったことが明記されていますが逆に言うと分かっていることはそれくらいではないでしょうか？

　ですが森精種と妖精種は友好関係を結んでおり、今回のクーデターに森精種も関与していることを考えると、11巻には森精種も絡んでくるかもしれません。そうなればいよいよ世界最大の大国エルヴン・ガルドとのゲームも近いのかもしれませんね。

4.巻が待てない!!!という方へ

　この記事を読んでくださっている方の中には 「11巻の発売まで待てない!!」という熱いノーゲームノーライフファンの方もいらっしゃることでしょう！

　そんな方はもちろん原作は全て読まれていると思いますが、ひょっとしてノーゲームノーライフの関連コンテンツに収録されていた榎宮先生の書き下ろし短編小説を見落としている方もおられるのではないでしょうか？

　そこで先生の書き下ろし小説が読めるコンテンツを一挙にご紹介します。もしチェック漏れしている物があれば、短編小説目当てで購入してみてはいかがでしょうか（^o^）？

１．コミックス版ノーゲーム・ノーライフ　１巻 

ノーゲーム・ノーライフ 1 (アライブ)

　コミックス版のノーゲームノーライフ１巻には巻末に書き下ろし小説が掲載されています！内容は空と白がディスボードに召喚される前、元の世界でのクレーンゲームをめぐる話です。

　コミックスは値段も手頃なので、短編小説目的でも買いやすいでしょう(^-^)

２．ノーゲーム・ノーライフ、です！

ノーゲーム・ノーライフ、です! (1) (MFコミックス アライブシリーズ)

 　ユイザキカズヤ先生のいずなを主人公にしたコミカライズです！この漫画も１巻だけは巻末に榎宮先生の書き下ろし短編小説が載っています。こちらも買いやすい値段なのでオススメです。

　ちなみに短編の内容は空といののおっぱいの好みをめぐる争いです！(10巻よりこっちが先ですよ(笑))

３．ノーゲーム・ノーライフ 榎宮祐 Art Works

ノーゲーム・ノーライフ 榎宮祐 Art Works

　記事の最初でも紹介した画集です！書き下ろし小説の内容は、もしも『　』のふたりが テトからのメールを無視し元の世界でプロゲーマーになっていたらというifストーリーです！！

４．「ノーゲーム・ノーライフ  ゼロ」 限定版BD＆DVD

映画「 ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 」限定版( イベントチケット優先販売申込券 ) [Blu-ray]

　劇場版ノーゲーム・ノーライフ  ゼロの限定版BDとDVDについてくるスペシャルブックレットにも書き下ろし小説が掲載されています。

　しかも今まで紹介した中では一番のボリュームで短中編といってもいいかもしれません！

　内容は「空と白の体が入れ替わっちゃった！？犯人は誰だ？」です(^-^)。

５．その他

　その他ノーゲームノーライフのアニメBD＆DVDの特典でも書き下ろし小説が付いていますが、番外編のノーゲーム・ノーライフ　プラクティカルウォーゲームに再収録された話も多いのであえてオススメはしません。

　なによりアニメのBDでしたら、今ならBDボックスの方がお得ですしね(*´∀｀*)

ノーゲーム・ノーライフ NEET Blu-ray BOX

5.まとめ

 　さて、ノーゲーム・ノーライフでは過去の原作の中に11巻に繋がるいくつもの伏線が仕込んであったことがご理解いただけたでしょうか。

　今日現在11巻発売日のアナウンスは流れていませんが、筆者も一ノーゲーム・ノーライフファンとして榎宮先生に一日も早く回復頂いて、11巻が読めることを心から楽しみにしています。

　もし、今後11巻発売のアナウンスがあった場合、このブログでも11巻発売日決定の記事を書きますのでそちらもお楽しみに(^-^)

　なおこのブログではノーゲーム・ノーライフに関する下記のような記事もかいております。

　よろしければそちらも読んでいただけると嬉しいです(^.^)

selugeinet.hatenablog.com

 　筆者的に ノーゲーム・ノーライフのベストゲームをランキングしてみました。

　皆さんのベストゲームはどれでしょうか？是非ご意見をお聞かせください！

selugeinet.hatenablog.com

  　原作８巻ででてきた「囚人のジレンマ」について深堀しています。